ホーム
サイトマップ
裁判所に足を運ぶ機会があるかもしれません。

地方裁判所

地方裁判所は、特定の地域を所管する裁判所のことで、下級裁判所の中では中位に位置している裁判所です。一般的に、通常司法事件の第一審裁判所として機能しています。全国47都道府県に置かれていて、その中でも北海道は札幌地方裁判所、函館地方裁判所、旭川地方裁判所、釧路地方裁判所の4ヵ所があります。それぞれに支部が存在しています。『地裁』とも呼ばれています。

審理内容

横浜地方裁判所地方裁判所では、原則的に訴訟の第一審を行う裁判所です。簡易裁判所で行われる民事に判決に対し、控訴した場合の第二審、各種の令状に関する手続きも行います。組織は民事部と刑事部に分かれていて、民事裁判、刑事裁判を行います。裁判所と言うと『裁判』のイメージがありますが、地方裁判所ではそれだけではなく、『会社更生』『民事再生法』『破産』などに関する手続きも行っています。

構成

構成は、民事部・刑事部は裁判所法第26条により、裁判官が1人の単独性と、3人の合議制に分かれています。裁判所の支部では、単独性のみを取り扱っているところもあります。所長は最高裁判所から任命されます。判事補は職権に制限がありますので、裁判官会議の構成員にはなれません。この他に、執行官が置かれ、民事調停委員などが所属します。

また、司法行政を行う総務課などの事務局もあります。地方裁判所には、最高裁判所からの委任で規則制定権が与えられます。地方裁判所は、最高裁判所及び、管轄する高等裁判所の監督の下、人事監督、経理などの司法行政上の権限を持ちますが、司法行政事務を行うのは、裁判官会議によります。所属判事全員と、特例判事補によって組織されるのが裁判官会議です。

公開の原則

地方裁判所では、わいせつ事件などの被害者のプライバシーの擁護が重要視される事件では、一定の制限が設けられる場合がありますが、原則として、刑事の公判手続き、民事の口頭弁論は原則として希望者は誰でも傍聴できることになっています。

傍聴する場合は公判開始までに法廷の傍聴席に着席し、途中で退廷しないことが望ましいのですが、禁止されているわけではありませんので、やむを得ない場合はこの限りではありません。社会的に注目を集めた知名度の高い事件などでは、傍聴人が殺到することも多く、この場合には先着順や、傍聴券が交付されます。(詳しくは【裁判を傍聴する】のページを参照してください)

扱う事件

先に紹介したように、地方裁判所では、民事裁判と刑事裁判等の他に、様々な案件を取り扱っています。

第一審訴訟事件
  1. 民事訴訟や行政事件訴訟で、90万円を超えない訴額の請求及び性質で、上訴額の存しない請求に関するもの
  2. 刑事訴訟で、内乱罪、罰金以下の刑にあたる罪にあたる、訴訟以外のもの
控訴事件及び抗告事件
  1. 簡易裁判所での、民事の判決での控訴や決定。
  2. 命令に対する抗告事件。
その他
  1. 民事に関する強制執行の執行裁判所
  2. 破産手続・会社更生手続・非訟事件・人身保護請求等

以上の事柄が地方裁判所で行われますが、これで下った結果が不服だと高等裁判所に、さらに高等裁判所での結果が不服となると最高裁判所まで審理がいくことになり、最終的な結論が出されます。

被告人の知人?

地方裁判所に所用があって訪れた友人。その日の裁判所の前にはマスコミがたくさんいました。友人が玄関から入ろうとすると、マスコミにマイクを向けられて囲まれてしまいました。何がなんだか分からない友人。その日、とある殺人事件の初公判のあった日だったのです。

友人は被告人とも年齢が近く、知人と間違われてインタビューのためにマイクを向けられたのです。全く関係ないと分かると、マスコミは謝ることもせずに、蜘蛛の子を散らすように離れていったらしいのですが、普通では体験できないことだったと興奮気味に話していました。まさに、裁判所でなければ体験することなど皆無でしょう。

ページの先頭へ
裁判所の種類
働く人達
何をする所?
Yahoo!ブックマーク Google Bookmarks はてなブックマーク niftyクリップ livedoorクリップ del.icio.us